ルビーレーザーについて

ルビーレーザー治療は黒い色に反応する一定の波長をもったレーザー光線を当てることにより、皮膚の黒い色素(メラニン)を破壊する治療法です。治療効果には個人差があるため、治療した全ての人のシミが完全に取れるとは言いきれませんが、多くの場合は1〜2回のレーザー治療で気にならない程度にシミを薄くすることが可能です。

ルビーレーザーによるシミ・ソバカスの治療

ルビーレーザーによるシミの治療例

BEFORE
AFTER

ルビーレーザー治療の流れ

ルビーレーザーをシミやソバカスの部分に照射します。
ルビーレーザー照射部には写真のような薄いカサブタができます。一週間程度でカサブタは剥がれます。
カサブタと一緒にシミも剥がれ落ち、シミが消退していきます。

治療費について

シミの場合

1cm×1cmの大きさで9,900円~

小さなソバカスが多発する場合

多発するソバカスの場合 直径3〜4mm大のレーザー1発につき1,100円

Q & A

Q
痛みはありますか?
A

輪ゴムで弾かれたような痛みがあります。しかし痛みは一瞬ですので、我慢できない方はほとんどいません。どうしても痛みに弱いという方は、麻酔をしてからレーザーを照射することも可能です。

Q
1回の治療でシミを完全に消すことはできますか?
A

多くの場合1回の治療でシミは薄くなりますが、完全に消えるかは断言できません。中には数回の治療が必要になる場合もありますので、効果には個人差があることをご理解ください。

Q
治療後にお化粧はできますか?
A

治療当日は患部をテープで保護しますので、治療後、患部を強くこすらなければ当日から特別な制限はないと認識しています。(治療直後からもメイクは可と認識)。翌日から1週間程度は肌色のテープで患部を保護していただくことになりますが、テープの上からファンデーションなどお化粧をしていただいても構いません。

ルビーレーザーによるアートメイク・入れ墨の除去

アートメイク・入れ墨について

治療可能な色について

ルビーレーザーは黒い色に反応する特性があるので、黒色・茶色・青色のアートメイクや入れ墨は治療が可能です。しかし赤色・緑色・黄色などの鮮やかな色に関しては治療することができません。

治療回数について

一般的な治療回数はアートメイクでは数回~10回、入れ墨では10回程度を目安として頂きますが、20回以上必要になることもあり治療回数にはかなり個人差があります。なぜならアートメイクや入れ墨を施術した人の技術、色素の成分、色素の量などにより治療回数や治療効果が大きく左右されるためです。何回で治療終了するかを治療前に予測することは不可能ですのでご理解ください。

入れ墨のルビーレーザー治療例

BEFORE
AFTER

治療の流れ

ルビーレーザーをアートメイクや入れ墨部分に照射します。
照射部の表面は軽いヤケドを起こした状態となり、薄いカサブタができることもありますが、1週間程度で剥がれます。
レーザーにより破壊された色素は1ヶ月程度かけて少しずつ吸収されて薄くなっていきます。
治療後1ヶ月が経過した時点で残っている色素に対して再度レーザー治療を行います。
繰り返しレーザーを照射していくことで、だんだんと色が薄くなっていきます。
レーザー治療を繰り返し、アートメイクや入れ墨の色が消退したら治療終了となります。

治療費について

アートメイク・入れ墨(自分で彫った簡単なもの)

レーザー1発(直径3〜4mm大)につき550円

入れ墨(機械で彫ったもの)

レーザー1発(直径3〜4mm大)につき330円
(101発目からは割引の適用となり1発220円

目安として入れ墨1平方センチ(1cm×1cm)の大きさでレーザー10〜12発程度が必要です。
(例)156発照射した場合 100発×330円+56発×220円=45,320円

Q & A

Q
痛みはありますか?
A

輪ゴムで弾かれたような痛みがあります。しかし痛みは一瞬ですので、アートメイクや入れ墨を施術した時の痛みと比較するとまず問題となりません。

Q
レーザーでアートメイクや入れ墨を完全に消すことが出来ますか?
A

目立たなく薄くすることは可能ですが、残念ながら少し残ってしまう場合もあります。実はレーザー光線が届く皮膚の深さには限界があるため、皮膚の浅い部分の色素は破壊できますが深部にまで色素が存在する場合はレーザーが届かず色素が残ってしまうことがあります。そのため完全に消すことが可能かどうかは、入れ墨を施術した人の技術に左右され、皮膚の深部まで色素を入れてしまった場合は完全に消すことができないということになります。